奈良の秋
秋の野に 鹿のこえ聞く 月あかり 古都の小道を ひとり歩めり
チャピ子
景色、季節、歴史、暮らし。奈良で感じたひとときを、短歌・俳句・川柳のことばで楽しむ広場です。
夕暮れの古都、すすきの古墳道、鹿の足音、町の灯り。あなたなら、どんな奈良の秋をことばにしますか。
縦書きの短冊と音声読み上げで、奈良のことばをお楽しみください。
五・七・五・七・七。奈良の景色や気持ちを、少し長めのことばに。
秋の野に 鹿のこえ聞く 月あかり 古都の小道を ひとり歩めり
塔の影 水面にのびて 夕まぐれ 斑鳩の空 鐘を待ちたり
靴下を 編む手の先に 秋灯り 広陵の町 夜は深まり
五・七・五。季節の気配をひとつ切り取ります。
春日野に 鹿の足音 秋の風
塔の空 雲ゆっくりと 暮れゆけり
古墳道 すすき揺れつつ 日が沈む
奈良の日常を、自由に、時にはユーモラスに。
奈良の朝 鹿が先客 ベンチかな
古墳道 曲がるたびまた 古墳かな
靴下を 片方なくす 奈良の旅
五・七・五・七・七。景色や気持ちを少し長めのことばで残します。
五・七・五。季節の気配を十七音に込めます。
暮らしや人の姿を自由に、時にはユーモラスに詠みます。